電気工事施工管理技士
電気工事施工管理技士とは?
電気工事施工管理技士とは、電気工事の管理・監督する上級技術者です。従事できる職務の範囲が級ごとに異なっています。
2級については、「一次試験」が2017年度から年2回の実施となりました。
また、令和3年度以降の第一次検定合格者へは、国家資格として『施工管理技士補』の称号が付与されます。
その他情報
難易度は? | : | ★★★☆☆(普通)。 近年合格率は、 1級一次:38.3%、1級二次:59.0% 2級一次:43.8%、2級二次:61.8%ほど。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
就職は? | : | この資格だけでもOKです。電気工事業界では営業所ごとに主任技術者・管理技術者をおくことが定められており、ニーズが多く、給与、昇給、転職にも大変有利です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 電気工事の施工計画の作成、工事の工程管理、品質・安全管理等の業務を行います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 電気工事従事者の平均年収は550.9万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
資 格 概 要
受験資格
令和6年度試験から受験資格が変更となります。
また、令和10年までは経過措置として(旧)受験資格との選択が可能です。
●一級
※下記は新受験資格となり、令和6年度から適用されます。
□第一次
19歳以上(受検年度末時点)
□第二次
- 1級第一次検定合格後、
- 実務経験5年以上
- 特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上
- 監理技術者補佐としての実務経験1年以上
- 2級第二次検定合格後、
- 実務経験5年以上(1級第一次検定合格者に限る)
- 特定実務経験1年以上を含む実務経験3年以上(1級第一次検定合格者に限る)
※下記は旧受験資格となり、令和10年度までの経過措置となります。
□第一次
- 大学で指定学科卒業後、実務経験3年以上(指定学科以外は4年6月以上)
- 短大、高専指定学科卒業後、実務経験5年以上(指定学科以外は7年6月以上)
- 高校卒業者で、2級合格者、実務経験5年以上
- 実務経験15年以上 など。
□第二次
- 大学で指定学科卒業後、実務経験3年以上(指定学科以外は4年6月以上)
- 短大、高専指定学科卒業後、実務経験5年以上(指定学科以外は7年6月以上)
- 高校卒業者で、2級合格者、実務経験5年以上
- 2級合格者、実務経験5年以上
- 実務経験15年以上 など。
●二級
※下記は新受験資格となり、令和6年度から適用されます。。
□第一次
17歳以上(受検年度末時点)
□第二次
- 2級第一次検定合格後、
- 実務経験3年以上(建設機械種目については2年以上)
- 1級第一次検定合格後、
- 実務経験1年以上
※下記は旧受験資格となり、令和10年度までの経過措置となります。
- 大学で指定学科卒業後、実務経験1年以上(指定学科以外は1年6月以上)
- 短大、高専指定学科卒業後、実務経験2年以上(指定学科以外は3年以上)
- 高校卒業者で、実務経験3年以上(指定学科以外は4年6月以上)
- 実務経験8年以上 など。
試験内容
●1級一次
- ① 電気工学等(四肢択一)
- ② 施工管理法(四肢択一)
- ③ 施工管理法(五肢択一)
- ④ 法規(四肢択一)
●1級二次
- ① 施工管理法(五肢択一)
- ② 施工管理法(記述)
●2級一次
- ① 電気工学等(四肢択一)
- ② 施工管理法(四肢択一)
- ③ 施工管理法(五肢択一)
- ④ 法規(四肢択一)
●2級二次
- ① 施工管理法(四肢択一)
- ② 施工管理法(記述)
- 資格をとるなら【BrushUP学びで無料資料請求】 [PR]
- ○○おすすめ講座はこちら(1級) [PR]
- ○○おすすめ講座はこちら(2級) [PR]
合格基準
●1級
一次試験
満点中、全体の得点が60%以上、かつ検定科目(施工管理法(応用能力))の得点が50%以上で合格となります。
二次試験
満点中、60%以上の得点率で、合格となります。
●2級
一次試験
満点中、60%以上の得点率で、合格となります。
二次試験
満点中、60%以上の得点率で、合格となります。
免除(科目等)について
以下に該当する者は、一次試験が免除されます。
●1級
- ① 前年の一次試験合格者。
- ② 技術士法による技術士の第二次試験のうち技術部門を技術部門を電気・電子部門または建設部門に合格した者で、なおかつ1級電気工事施工管理技術検定一次試験の受検資格を有する者。
●2級
- ① 前年度2級電気工事施工管理技術検定・一次試験に合格し、二次試験が不合格又は欠席をした者。
- ② 技術士法による技術士の第二次試験のうち技術部門を電気・電子部門または建設部門に合格した者で2級電気工事施工管理技術検定一次試験の受験資格を有する者。
身体上の障害等に係る特別措置について
身障者等の方で、本検定試験を受験しようとする場合は、以下の3つの条件を満たしていることが必要となります。
- ① 本検定試験の受検資格を有すること
- ② 工事現場において施工管理技士としての業務を遂行できること
- ③ 受験者単独で受験できること
受験申込書の発送前に、一般財団法人 建設業振興基金試験研修本部(TEL03-5473-1581)まで電話し、障害・けが等の内容(症状・程度)等を伝えて下さい。その後、郵送された「特別受験申請書」用紙と合わせて、以下の書類を一般財団法人 建設業振興基金試験研修本部まで送付して下さい。
- 受験申込に必要な書類
- 特別受験申請書
- 障害者手帳のコピー
願書申込み受付期間
●1級
1月下旬〜2月中旬頃まで
●2級
□一次試験のみ
- ① 1月下旬〜2月上旬頃まで
- ② 7月中旬〜下旬頃まで
□二次試験のみ
- ② 6月下旬〜7月中旬頃まで(書面申込:7月上旬〜中旬頃まで)
□一次試験・二次試験
- ② 6月下旬〜7月中旬頃まで(書面申込:7月上旬〜中旬頃まで)
インターネット申込は再受験申込者及び前年度一次合格者のみ
試験日程
●1級
□一次試験
6月中旬頃
□二次試験
10月中旬頃
●2級
□一次試験のみ
- ① 6月中旬頃
- ② 11月中旬頃
□二次試験のみ
- ② 11月中旬頃
□一次試験・二次試験
- ② 11月中旬頃
受験地
●1級(一次試験・二次試験)
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
●2級
□一次試験のみ
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
□一次試験・二次試験、二次試験のみ
札幌、青森、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄
受験料(非課税)
●1級
□一次・・・・13,200円
□二次・・・・13,200円
●2級(一次試験・二次試験)・・・・13,200円
●2級(一次試験のみ)・・・・6,600円
●2級(二次試験のみ)・・・・6,600円
合格発表日
●1級
□一次
7月中旬頃
□二次
翌年2月上旬頃
●2級
□一次試験のみ
- ① 7月上旬頃
- ② 翌年1月下旬頃
□二次試験のみ
- ② 翌年1月下旬頃
□一次試験・二次試験
- ② 翌年1月下旬頃
受験申込・問合せ
一般財団法人建設業振興基金試験研修本部 03-5473-1581
ホームページ
参考書・問題集
資格をとるなら【BrushUP学びで無料資料請求】 [PR]