国家資格 土木施工管理技士

土木施工管理技士とは?

土木施工管理技士とは、河川、道路、橋梁などの土木工事において、現場での工程・安全管理など施工管理計画に必要な技術上の管理などを行う技術者を認定する国家資格です。
2級については、「学科試験」が2017年度から年2回の実施となりました。
  業務独占資格  名称独占  身体上の障害等に係る特別措置がある資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。★★★☆☆(普通)。
近年合格率は、
1級(学科):60.1%、1級(実地):34.5%
2級(学科):72.5%、2級(実地):42.2%ほど。
就職は? 土木・建設系企業。近年、施工現場では施工計画や安全面、品質面、工程面が重要視いるので、1級取得者で実務経験者は特に優遇されています。
仕事内容は? 道路・橋・トンネル、ダムや橋梁などの高度の知識を必要とする大規模土木工事で施工管理を行います。
年収は? 土木技術者の平均年収は568.2万円(賞与込)です。

2020年 男性  給料


 

2020年 女性  給料


平均年収:575.3万円
平均月収:38.4万円
平均時給:2,020円
年間賞与等:113.5万円
平均年齢:47.1歳
平均勤続年数:15.0年

 

平均年収:422.6万円
平均月収:28.1万円
平均時給:1,592円
年間賞与等:84.3万円
平均年齢:38.2歳
平均勤続年数:8.1年

(2020年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)

参考書はこちら    問題集はこちら


 資 格 概 要

受験資格

●1級

  1. 学校教育法による大学もしくは、専門学校の「高度専門士」の指定学科修了後、実務経験3年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  2. 学校教育法による大学もしくは、専門学校の「高度専門士」の指定学科以外を修了後、実務経験4年6ヶ月以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  3. 短大、高等専門学校(5年制)もしくは専門学校の専門士課程(2年以上)を修了後、実務経験5年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  4. 短大、高等専門学校(5年制)もしくは専門学校の専門士課程(2年以上)の指定学科以外を修了後、実務経験7年6ヶ月以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  5. 学校教育法による、高等学校、中等教育学校(中高一貫6年)もしくは専修学校の専門課程において指定学科を修了後、実務経験10年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  6. 学校教育法による、高等学校、中等教育学校(中高一貫6年)もしくは専修学校の専門課程において指定学科以外を修了後、実務経験11年6ヶ月以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  7. 学歴を問わず、実務経験15年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  8. 2級土木施工管理技術検定合格後、実務経験5年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  9. 2級土木施工管理技術検定合格後、実務経験5年未満の者で、学校教育法による高等学校、中等教育学校(中高一貫6年)もしくは専修学校の専門課程の指定学科を修了後、実務経験9年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  10. 2級土木施工管理技術検定合格後、実務経験5年未満の者で、学校教育法による高等学校、中等教育学校(中高一貫6年)もしくは専修学校の専門課程の指定学科以外を修了後、実務経験10年6ヶ月以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)
  11. 2級土木施工管理技術検定合格後、実務経験14年以上の者。(この年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること。)

※その他、実務経験や学歴などにより細かく規定されています。詳しくはHPをご確認ください。


●2級

  1. 大学の土木、建築学科の指定学科卒業後、1年以上の実務経験者
  2. 短大、高等専門学校土木、建築学科の指定学科卒業後、2年以上の実務経験者
  3. 高校の土木、建築学科の指定学科卒業後、3年以上の実務経験者
  4. 8年以上の実務経験者。など

※その他、実務経験や学歴などにより細かく規定されています。詳しくはHPをご確認ください。


試験内容

●1級(@、A、Bは学科  Cは実地)

  • ① 土木工学
  • ② 施工管理法
  • ③ 法規
  • ④ 施工管理法

●2級(@、A、Bは学科  Cは実地)
(土木、鋼構造物、薬液注入の3種別に分かれて行われます。)

□種別:土木
  • ① 土木工学等
  • ② 施工管理法
  • ③ 法規
  • ④ 施工管理法
□種別:鋼構造物塗装
  • ① 土木工学
  • ② 鋼構造物塗装施工管理法
  • ③ 法規
  • ④ 鋼構造物塗装施工管理法
□種別:薬液注入
  • ① 土木工学
  • ② 薬液注入施工管理法
  • ③ 法規
  • ④ 薬液注入施工管理法


合格基準

●1級・2級

学科試験:満点中、60%以上の得点率で、合格となります。
実地試験:満点中、60%以上の得点率で、合格となります。


免除(科目等)について

●1級

□学科試験免除者(下記いずれかに該当する者):
  • ① 前年度の1級学科試験合格者
  • ② 技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門、上下水道部門、農業部門(選択科目を農業土木とするものに限る)、森林部門(選択科目を森林土木とするものに限る)、水産部門(選択科目を水産土木とするものに限る)又は総合技術監理部門(選択科目を建設部門若しくは上下水道部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限る)に合格した者で、1級土木施工管理技術検定・学科試験の受験資格を有する者

●2級

□学科試験免除者(下記いずれかに該当する者):
  • ① 前年度の2級学科試験合格者
  • ② 技術士法による第二次試験のうち技術部門を建設部門、上下水道部門、農業部門(選択科目を農業土木とするものに限る)、森林部門(選択科目を森林土木とするものに限る)、水産部門(選択科目を水産土木とするものに限る)又は総合技術監理部門(選択科目を建設部門若しくは上下水道部門に係るもの、「農業土木」、「森林土木」又は「水産土木」とするものに限る)に合格した者で2級土木施工管理技術検定・学科試験の受験資格を有する者
  • ③ 学校教育法による大学を卒業した者で在学中に施工技術検定規則(以下「規則」という)第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後1年以内に2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格(在学中の合格も含む。以下同じ。)し、卒業した後4年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
  • ④ 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後2年以内に2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後5年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者
  • ⑤ 学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業した者で、2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(短期大学又は高等専門学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、短期大学又は高等専門学校を卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
  • ⑥ 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後3年以内に2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し3年以上の実務経験を有する者
  • ⑦ 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による短期大学又は高等専門学校を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び短期大学又は高等専門学校在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後7年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し2年以上の実務経験を有する者
  • ⑧ 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で、2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格した後、学校教育法による大学を卒業(高等学校又は中等教育学校在学中及び大学在学中に規則第2条に定める学科を修めたものに限る)し、高等学校又は中等教育学校を卒業した後8年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し1年以上の実務経験を有する者
□実技試験免除者(下記いずれかに該当する者):
  • ① 学校教育法による大学を卒業した者で在学中に施工技術検定規則第二条に定める学科を修め卒業後1年以内の者又は試験日の属する年度の3月までに同条に定める学科を修めて卒業する見込みの者
  • ② 学校教育法による短期大学又は高等専門学校(旧専門学校令による専門学校を含む)を卒業した者で在学中に施工技術検定規則第二条に定める学科を修め卒業後2年以内の者又は試験日の属する年度の3月までに同条に定める学科を修めて卒業する見込みの者
  • ③ 学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で在学中に施工技術検定規則第二条に定める学科を修め卒業後3年以内の者又は試験日の属する年度の3月までに同条に定める学科を修めて卒業する見込みの者

身体上の障害等に係る特別措置について

身障者等の方で、試験当日に試験会場において配慮が必要な方は、受験申請に際して事前に以下のような手続きが必要です。
※過去に手続きを行った方も改めて手続きを行う必要があります。

  • (1) 申込に際しての前提条件身障者等の方で、本検定試験を受験しようとする場合は、以下の 3 つの条件を満たしていることが必要となります。
  • ① 本検定試験の受検資格を有すること
  • ② 工事現場において施工管理技士としての業務を遂行できること
  • ③ 受験者単独で受験できること
  • (2) 手続き方法について受験申込書の発送前に、一般財団法人全国建設研修センター土木試験課まで電話で、障害等の内容(病状・程度)等を伝える必要があります。また、実施団体より送られる「特別受験申請書」用紙と合わせて、下記@〜Bの書類を一括して申込締切日までに実施団体まで送付する必要があります。
  • ① 受験申込に必要な書類
  • ② 特別受験申請書
  • ③ 障害者手帳のコピー等

提出された書類確認のため実施団体から、後日、電話での確認がある場合があります。(障害等の症状・程度や、試験会場の設備などにより、全てのご希望に添えない場合があります)
受験申込後の最終受付は試験日の3週間前までとなります。対応期間以外は受付されません。


願書申込み受付期間

●1級

学科・・・・3月中旬〜下旬頃まで
実地・・・・8月中旬〜下旬頃まで


●2級

前期:3月上旬〜中旬頃まで
後期:7月上旬〜下旬頃まで


試験日程

●1級

学科・・・・7月上旬頃
実地・・・・10月上旬頃


●2級

前期:6月上旬頃
後期:10月下旬頃


受験地

●1級

札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇


●2級

前期:
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 後期:
札幌、釧路、青森、仙台、秋田、東京、新潟、富山、静岡、名古屋、大阪、松江、岡山、広島、高松、高知、福岡、鹿児島、那覇

なお、学科試験(後期試験)試験地については、上記試験地に熊本が追加されます(試験地については近郊都市も含みます。)
ただし、鋼構造物塗装及び薬液注入は、札幌、東京、大阪、福岡の4地区となります。(試験地については近郊都市も含みます。)


受験料

●1級

学科・・・・10,500円
実地・・・・10,500円


●2級

学科・実地・・・・10,500円
学科のみ・・・・5,250円
実地のみ・・・・5,250円


合格発表日

●1級

学科・・・・8月中旬頃
実地・・・・翌年1月中旬頃

●2級

前期:7月上旬頃
後期:翌年2月上旬頃


受験申込・問合せ

一般財団法人 全国建設研修センター 試験業務局土木試験部土木試験課
042-300-6860


ホームページ

一般財団法人 全国建築研修センター


参考書・問題集

資格をとるなら【BrushUP学びで無料資料請求】


参考書はこちら    問題集はこちら


土木施工管理技士に関連する資格

技術士  建築士  建築施工管理技士  舗装施工管理技術者  舗装診断士


土木施工管理技士

 がとれる通信教育・スクール

資格取得、就・転職やキャリアアップに役立つ資格取得講座から趣味・実用に関する講座までたくさんの通信講座を開講しています。  詳しく・・・