測量士・測量士補
測量士・測量士補とは?
測量士補とは、技術者として基本測量および公共測量(建築・建設・土木の現場や地図製作等)に従事するために必要な国土交通省管轄の測量の専門家です。土地家屋調査士試験において、測量士・測量士補の有資格者は申請により、量学に関する出題を主とした午前の部の試験が免除されます。
その他情報
難易度は? | : | 測量士★★★☆☆(普通)。 測量士補★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 測量士:14.4% 測量士補:44.1%ほど。 測量士補を取得して測量士事務所で経験を積み(またはその逆)、測量士にステップアップするのが確実です。
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就職は? | : | 測量士事務所や建築業界。測量士を持っていれば資格だけでも就職はOK。建築業界での評価は高い。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 測量士と測量士補では従事できる仕事内容が異なります。測量士補は、測量士の作成した計画に従って行う測量業務に限定されるのに対し、測量士は、測量作業の主任者として測量計画作成まで担当します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 測量技術者の平均年収は489.1万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●測量士
□午前:択一式:28問/2時間30分、
□午後:記述式[必須1問、選択4題中2題選択]/2時間30分)
- ① 測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
- ② 多角測量
- ③ 汎地球測位システム測量
- ④ 水準測量
- ⑤ 地形測量
- ⑥ 写真測量
- ⑦ 地図編集
- ⑧ 応用測量
- ⑨ 地理情報システム
●測量士補(3時間)
- ① 測量に関する法規
- ② 多角測量
- ③ 汎地球測位システム測量
- ④ 水準測量
- ⑤ 地形測量
- ⑥ 写真測量
- ⑦ 地図編集
- ⑧ 応用測量
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合格基準
●測量士
以下の@とAの双方の基準を満たす者が合格となります。
- 午前の択一式の点数が700点満点中、400点以上
- 午前の点数と午後の点数の合計が1400点満点中、910点以上
●測量士補
- 700点満点中、400点以上
免除(科目等)について
□下記、いずれかに該当する者は、無試験で測量士の資格を得られます。
- 文部科学大臣の認定した大学において、測量に関する学科を修了後、卒業し、測量に関する実務経験を1年以上有する者。
- 文部科学大臣の認定した短大、高等専門学校において、測量に関する学科を修了後、卒業し、測量に関する実務経験を3年以上有する者。
- 国土交通大臣の登録を受けた測量に関する専門の養成施設(期間1年以上)を修得し測量士補となった後、測量に関して2年以上の実務経験者。
- 測量士補で、国土交通大臣登録の測量専門の養成施設において、専門知識を習得した者。
身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害等のある方については、受験願書提出前に国土地理院総務部総務課まで照会し、受験願書提出の際、「特別措置に関する申請書(word)」及び障害の症状・程度を証明する書類(身体障害者手帳の写し等)を添付して下さい。
願書申込み受付期間
1月上旬〜下旬頃まで
試験日程
5月下旬頃
受験地
北海道、宮城、秋田、東京、新潟、富山、愛知、大阪、島根、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄
受験料
●測量士・・・・4,250円(収入印紙)
●測量士補・・・・2,850円(収入印紙)
合格発表日
7月中旬頃
受験申込・問合せ
- 国土交通省国土地理院総務部総務課 試験係 029-864-8214・8248
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