入国警備官
入国警備官とは?
我が国を訪れる外国人及び我が国に在留する外国人の不法入国、不法残留などの入国に関するトラブルの調査や日本の安全と国民生活を守る国家公務員。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、 警備官:18.6% 警備官(社会人):2.7%ほど。
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就職は? | : | 全国の地方入国管理局、同支局、同出張所、各入国者収容所入国管理センターなど | ||||||||||||||||||||||||||||||||
仕事内容は? | : | 外国人の調査や摘発、施設警備、収容手続き、収容中の処遇、送還などを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
【警備官】
- 受検年の4月1日において、高等学校又は中等教育学校を卒業した日から起算して5年を経過していない者及び、試験翌年の3月までに高等学校又は中等教育学校を卒業する見込みの者
- 人事院が1.に掲げる者に準ずると認める者※1
【警備官(社会人)】
- 40歳未満の者(警備官の1.) の期間が経過した者及び人事院がこれらの者に準ずると認める者※1に限る。)
※1
「準ずると認める者」として、高等学校に相当する教育機関の卒業者のほか、中学卒業後一定期間内の者も含めるものとする。
※以下に該当する者は受験できません。
- 日本の国籍を有しない者。
- 成年被後見人、被保佐人(準禁治産者を含む。)
- 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまでの者又はその刑の執行猶予の期間中の者。その他その執行を受けることがなくなるまでの者。
- 一般職の国家公務員として懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者。
- 政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者。
試験内容
●1次試験
□基礎能力試験(多肢選択式/40題:1時間30分)
1.知能分野(20題)
- ① 文章理解(7題)
- ② 課題処理(7題)
- ③ 数的推理(4題)
- ④ 資料解釈(2題)
2.知識分野(20題)
- ① 自然科学(5題)
- ② 人文科学(9題)
- ③ 社会科学(6題)
□作文試験(1題:50分)
- ① 文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験
●2次試験
1.人物試験
- ① 人柄、対人的能力などについての個別面接( 参考として性格検査を実施)
2.身体検査
- ① 胸部疾患
- ② 血圧
- ③ 尿
- ④ その他一般内科系検査
3.身体測定
- ① 身長、体重、視力、色覚についての測定※1
4.体力検査※2
- ① 上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳びによる身体の筋持久力等についての検査
※1
以下のいずれかに該当する者は不合格となります。
- 身長が男子160cm、女子148cmに満たない者
- 体重が男子47kg、女子40kgに満たない者
- 色覚に異常のある者
- 裸眼視力がどちらか1眼でも0.6に満たない者
(ただし、両眼とも矯正視力が1.0以上の者は差し支えない。) - 四肢の運動機能に異常のある者
※2
以下の基準に達しないものが一つでもある場合は、体力検査で不合格となります。
- ひざを曲げ、あおむきに寝た姿勢で、30秒間のうちに何回上体を起こすことができるかの検査。
(男子21回以上、女子13回以上を基準) - 立位姿勢から両足踏み切りで前方にどれだけ跳躍することができるかの検査。
(男子205p以上、女子147p以上を基準とします。)
(注)
警備官区分においては、第1次試験の合格は基礎能力試験の結果によって決定。
作文試験は第1次試験合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映。
基礎能力試験は成績を得点化するが、その他の試験種目については、合否の判定のみを行う。
警備官(社会人)区分においては、第1次試験の合格は基礎能力試験の結果によって決定。
作文試験は第1次試験合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映。
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合格基準
●1次試験
第1次試験の受験者のうち、基礎能力試験が基準点(満点の30%)以上である者について、そのた得点に基づいて第1次試験合格者を決定します。
●最終合格者(2次試験)
第1次試験合格者のうち、作文試験、人物試験、身体検査、身体測定及び体力検査に合格した者について、基礎能力試験の得点に基づいて最終合格者を決定します。
社会人のおいては、第1次試験合格者のうち、身体検査、身体測定及び体力検査に合格し、作文試験において基準点以上であり、かつ人物試験においてA〜Cの評価である者について、第1次試験を含むすべての試験種目の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。
身体上の障害等に係る特別措置について
身体に障害があるため、着席位置の指定、車いすの使用、補聴器の使用を必要とする方については、申込期間中の間に希望する第1次試験地に対応する問い合わせ先に申し出て、障害の程度を証明する書類を提出することで、障害の程度により、何らかの措置を講じて受験することが可能です。
願書申込み受付期間
7月中旬〜下旬頃の10日間程度。
試験日程
●1次試験・・・・9月下旬頃
●2次試験・・・・10月下旬頃の指定された日
受験地
●1次・2次試験
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
受験料
無料
合格発表日
●1次試験・・・・10月中旬頃
●2次試験・・・・11月下旬頃
受験申込・問合せ
- 人事院人材局試験課 03-3581-5311(内線2332)
- その他の試験に関する問合せ
(転居による試験地の変更、障害による特別措置、受験票の内容、合格者発表、合格通知書の未着)
- 法務省札幌入国管理局 011-261-7502
- 法務省仙台入国管理局 022-256-6076
- 法務省東京入国管理局 03-5796-7111
- 法務省名古屋入国管理局 052-559-2150
- 法務省大阪入国管理局 06-4703-2100
- 法務省広島入国管理局 082-221-4411
- 法務省高松入国管理局 087-822-5852
- 法務省福岡入国管理局 092-717-5420
- 法務省福岡入国管理局那覇支局 098-832-4185
- 合格者発表に関する問合せ
- 人事院北海道事務局 011-241-1248
- 人事院東北事務局 022-221-2022
- 人事院関東事務局 048-740-2006〜8
- 人事院中部事務局 052-961-6838
- 人事院近畿事務局 06-4796-2191
- 人事院中国事務局 082-228-1183
- 人事院四国事務局 087-880-7442
- 人事院九州事務局 092-431-7733
- 人事院沖縄事務局 098-834-8400
- 法務省東京入国管理局成田空港支局 0476-34-2222
- 法務省東京入国管理局羽田空港支局 03-5708-3202
- 法務省東京入国管理局横浜支局 045-769-1720
- 法務省名古屋入国管理局中部空港支局 0569-38-7410
- 法務省大阪入国管理局関西空港支局 072-455-1453
- 法務省大阪入国管理局神戸支局 078-391-6377
- 法務省入国者収容所東日本入国管理センター 029-875-1291
- 法務省入国者収容所大村入国管理センター 0957-52-2121
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