国家資格 放射線取扱主任者

放射線取扱主任者とは?

放射線取扱主任者とは、放射線障害防止法に基づき、放射性同位元素あるいは放射線発生装置を取扱う場合に、放射線障害の防止について監督を行う者です。取扱い区分により第1種、第2種と第3種とに分けられています。第1種及び第2種は文部科学大臣登録試験機関が主任者試験を行い、合格者は更に、文部科学大臣登録資格講習(以下、資格講習)機関の資格講習を受講することによって国家資格を取得できる。第3種は主任者試験が不要で、資格講習を受講することによって直接に国家資格を取得できます。また、第1種放射線取扱主任者試験に合格した者は、核燃料取扱主任者試験において【放射線測定・放射線障害防止に関する技術】が免除されます。
  業務独占資格  名称独占  必置資格  実務経験なしで受験できる国家資格

その他情報

難易度は? ★★★☆☆(普通)。
近年合格率は、第1種:29.5%、第2種:30.1%ほど。
就職は? 放射線同位元素や放射線発生装置を扱う事業所、販売所、廃棄事業所、病院や研究機関、製造業などで活躍できます。
仕事内容は? 精密機器メーカーや病院などの放射線設備の日常のメンテナンスや修理、新製品の開発などを行います。

参考書はこちら    問題集はこちら
    
この資格を活かせる会社を見てみる

 資 格 概 要

受験資格

●第1種試験・・・・制限なし

●第1種講習・・・・第1種放射線取扱主任者試験合格者。
●第2種講習・・・・第2種放射線取扱主任者試験合格者で18歳以上の者。
●第3種講習・・・・18歳以上の者。


試験内容

●第1種試験(2日間/全課目択一式問題・マークシート方式)

□1日目
 @物理学、化学及び生物学のうち放射線に関するもの(択一式:6問/105分)
 A物理学のうち放射線に関するもの(択一式:30問/75分)
 B化学のうち放射線に関するもの(択一式:30問/75分)
□2日目
 C放射性同位元素及び放射線発生装置による放射線障害の防止に関する管理
   技術並びに放射線の測定技術に関する課目(択一式:6問/105分)
 D生物学のうち放射線に関するもの(択一式:30問/75分)
 E放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目
  (択一式:30問/75分)

●第2種試験(全課目択一式問題・マークシート方式)

 @放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術T
  (択一式:5問/105分)
 A放射性同位元素による放射線障害の防止に関する管理技術U
  (択一式:30問/75分)
 B放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に関する課目
   (択一式:30問/75分)
 合格後、指定講習(第1種は5日間、第2種が3日間)を受講する必要があります。




●第1種講習(5日間:30時間)

□1日目
 @放射線安全管理の基本(3時間30分)、A異常時の措置と対策(1時間)、
 B非密封放射性物質の安全取扱法(1時間30分)、
 C汚染除去法と放射性廃棄物の処理(30分)
□2日目
 @放射線防護に関する量と単位(1時間)、A密封小線源の安全取扱(1時間30分)、
 Bモニター等の構成と線量測定(3時間30分)
□3日目
 @放射性物質濃度の測定(6時間)
□4日目
 @放射性物質濃度の測定(3時間)、表面汚染密度の測定及び汚染除去(3時間)
□5日目
 @放射線の安全管理(3時間)、A装備機器・発生装置の安全管理(3時間)、
 B修了試験(1時間)

●第2種講習(3日間)

□1日目
 @放射線測定(150分)、A放射線測定実習(240分)
□2日目
 @放射線安全管理の基本(180分)、
 A密封放射性同位元素の取扱いの安全管理(150分)、
 B密封放射性同位元素の取扱いの実習
□3日目
 @事故・危険時の措置と対策(120分)、A放射線施設の安全管理(1)(60分)、
 B放射線施設の安全管理(2)(60分)、C実習レポート講評(60分)、
 D修了試験(60分)

●第3種

※講習のみで取得

●第3種講習(2日間)

□1日目
 @放射線及び放射性同位元素の概論(90分)、
 A放射線安全管理の基本(60分)、
 B放射線の人体に与える影響に関する影響(90分)、
 C放射線障害の防止に関する法令(120分)
□2日目
 @放射線測定の理論及びその実務(60分)、A放射線測定実習(120分)、
 B事故及び危険時の対策と措置(60分)、Cレポート講評(60分)、
 D修了試験(60分)


合格基準

●第1種・第2種試験

全試験課目が60%以上の得点率であり、なおかつ試験課目毎の得点が50%以上の得点率で合格となります。


願書申込み受付期間

5月中旬〜6月中旬頃まで


試験日程

■試験
●第1種・・・・8月下旬頃の2日間
●第2種・・・・8月下旬頃


受験地

■試験

北海道、宮城、東京、愛知、大阪、福岡

●第1種講習

東京、茨城、大阪

●第2種講習

青森、東京、京都、大阪

●第3種講習

青森、東京、愛知、京都、大阪


受験料

●第1種・・・・13,900円
●第2種・・・・9,900円

●第1種受講料・・・・170,205円
●第2種受講料・・・・98,500円
●第3種受講料・・・・89,100円


合格発表日

10月下旬頃


合格後の更新について

通常は更新の必要はありませんが、事業所等において放射線取扱主任者として選任されている場合は、定期的に講習を受ける義務があります。


受験申込・問合せ

公益財団法人 原子力安全技術センター主任者試験グループ 03-3814-7480
公益財団法人 原子力安全技術センター西資本事務所 06-6450-3320

□講習問い合わせ

公益社団法人 日本アイソトープ協会 03-5395-8083(1種・3種)
原子力研究開発機構 原子力研修センター 029-282-5667(1種・3種)
公益財団法人 原子力安全技術センター 03-3814-7100(2種・3種)
一般財団法人 電子科学研究所 06-6262-2410(1種・2種・3種)

ホームページ

公益財団法人 原子力安全技術センター


参考書・問題集

参考書はこちら    問題集はこちら
    
この資格を活かせる会社を見てみる


放射線取扱主任者に関連する資格

核燃料取扱主任者  エックス線作業主任者  ガンマ線透過写真撮影作業主任者