民間資格 家電製品エンジニア

家電製品エンジニアとは?

家電製品エンジニアとは、パソコンを始め、デジタルテレビを代表する情報家電や燃焼機器など、家電製品関連製品の設置・接続・セットアップ、ソフトトラブルのリカバリー、故障の修理、その他不具合症状の解消などに従事する技術者です。
  身体上の障害等に係る特別措置がある資格  インターネットで申し込める資格  受験料をクレジットカード払いにできる資格  更新が必要な資格  CBTで受験できる資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、
●家電製品エンジニア
 AV情報家電:44.8%
 生活家電:42.5%
●家電製品エンジニア エグゼクティブ・チャレンジ
 AV情報家電:42.9%
 生活家電:20.0%ほど。
就職は? 家電メーカー、電子機器メーカー、家電販売店など。リサイクルによる購買者の意識の変化をうけて、電化製品を修理して使うことの有効性が見直されてきていることから、将来的に有効視されている資格です。
仕事内容は? 家電製品の設置・接続・セットアップ、トラブル解決、故障の修理等、製品のメンテナンスを行います。

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 資 格 概 要

受験資格

制限なし


試験内容

●AV情報家電

□基礎技術(55分)
  • ① 修理業務の基礎
  • ② デジタル信号処理技術
  • ③ ネットワーク技術
  • ④ デジタル放送とテレビ
  • ⑤ ディスプレイ
  • ⑥ オーディオシステム
  • ⑦ デジタルスチルカメラ・デジタルビデオカメラ
  • ⑧ デジタルディスクレコーダー
  • ⑨ 映像機器の接続・設定
  • ⑩ 電話機/ファクシミリ
  • ⑪ カーナビゲーションシステム
  • ⑫ 電池
  • ⑬ スマートハウス
  • ⑭ CS(顧客満足)活動
  • ⑮ 関連法規/規格
□応用技術(55分)
  • ① 取扱い
  • ② 使用上のトラブルとその対応
  • ③ 故障症状とその原因
  • ④ 故障診断と修理方法
  • ⑤ 設置と調整
  • ⑥ 故障症状と問題切り分け
  • ⑦ 信号波形と故障診断
  • ⑧ 回路の動作判定
  • ⑨ 受信障害の防止と改善処置
  • ⑩ デバイスの良否判定
  • ⑪ 安全な修理、安全点検、機器設置の方法 など

●生活家電

□基礎技術(55分)
  • ① 生活家電の基礎
  • ② 冷凍サイクルの基礎
  • ③ ルームエアコン
  • ④ 冷蔵庫
  • ⑤ 除湿機
  • ⑥ 加湿器
  • ⑦ 空気清浄機
  • ⑧ 換気扇
  • ⑨ 洗濯機
  • ⑩ 電子レンジ
  • ⑪ IHクッキングヒーター
  • ⑫ IHジャー炊飯器
  • ⑬ 掃除機
  • ⑭ 温水洗浄便座
  • ⑮ ヒートポンプ給湯器
  • ⑯ 太陽光発電システム
  • ⑰ 蓄電池システム
  • ⑱ LED照明
  • ⑲ 生活家電に関する法規
  • ⑳ CS(顧客満足)活動
  • ⑴ 全項目 共通事項
□応用技術(55分)
  • ① 取扱い
  • ② 使用上のトラブルとその対応
  • ③ 故障症状とその原因
  • ④ 故障診断と修理方法
  • ⑤ 設置と調整
  • ⑥ 故障症状と問題切り分け
  • ⑦ 信号波形と故障診断
  • ⑧ 回路の動作判定
  • ⑨ デバイスの良否判定
  • ⑩ 安全な修理、安全点検、機器設置の方法
  • ⑪ 関連法規 など

合格基準

基礎技術及び、応用技術の科目合計200点満点中、概ね120点(60%)以上で合格となります。

「基礎技術」及び「応用技術」の2科目について、両科目とも200点満点中、概ね180点以上(90%)で合格した場合、「エグゼクティブ等級」であるゴールドグレードの特別称号が付与されます。

また、家電製品エンジニア、家電製品アドバイザーとも「エグゼクティブ等級」であるゴールドグレードを取得し「総合」の資格を取得した場合、プラチナグレードの特別称号が付与されます。


身体上の障害等に係る特別措置について

「ハンディキャップ受験申請書(フォーム)」に記載の上、必要事項を記載し、障害者手帳や医師の診断書写しを添付してフォームにて送信して下さい。


免除(科目等)について

基礎技術及び応用技術のいずれかの合格者は、その後2回(1年間)に限り、合格科目が免除されます。


願書申込み受付期間

  • ① 1月中旬〜2月上旬頃まで
  • ② 7月中旬〜8月上旬頃まで

試験日程

  • ① 3月上旬〜中旬頃の希望日
  • ② 9月上旬〜中旬頃の希望日(年2回)

受験地

全国各地のCBTソリューションズ試験会場


受験料(税込み)

各区分:9,400円
AV情報、生活の両方受験は、18,800円
科目免除者の場合は、両科目受験:12,400円、各区分:6,200円

資格保有者がエグゼクティブ等級取得を目指す場合は、
総合・4科目受験・・・・9,400円
1種目・2科目受験・・・・4,700円
1科目受験・・・・3,100円


合格発表日

  • ① 5月上旬頃
  • ② 11月上旬頃

(試験日翌日の10日前後)

資格の有効期間は5年間。更新するには団体が行う更新講習を受講し、課程を修了することで、 新たに5年間の資格を保有することができます。


合格後の更新について

家電製品エンジニアの有効期間は5年間です。
インターネット申請ページから申込後(更新申請の申込締切り日は、3月31日または、9月30日まで)、有効期限前に送付したテキストを勉強後、資格更新テストの解答用紙に解答し、認定センター宛に提出。採点結果が合格レベルに達している場合、有効期間が5年間延長された認定証が交付されます。
更新もしくは、有効期限内に更新試験に合格しなかった場合は、資格が失効します。

ただし、長期の入院や海外勤務、あるいは、住所変更手続き忘れによる更新手続き案内が届かなかった場合など、やむを得ない合理的な事由により申請手続きができなかった場合、「特例」として改めて資格更新を申請する権利が認められる場合があります。
「資格更新手続特例申請書」をダウンロードし特例事由(有効期限経過理由)及び必要事項をご記入し捺印の上、家電製品協会へ送付。やむをえない事由と協会が認めた場合には、資格更新手続特例申請書が郵送されます。(この場合、インターネット申請はできません。)(手数料および郵送料として500円が別途必要)


受験申込・問合せ

一般財団法人 家電製品協会認定センター
受験に関する問合せ:03-5209-0553
受験手続き以外に関する問合せ:03-6741-5609


ホームページ

一般財団法人 家電製品協会 認定センター


参考書・問題集

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家電製品エンジニアに関連する資格

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