自衛隊看護学生(防衛医科大学校看護学科学生)
自衛隊看護学生(防衛医科大学校看護学科学生)とは?
自衛隊看護学生(防衛医科大学校看護学科学生)とは、将来、陸上自衛隊の病院等で看護業務の中心となる看護陸曹(看護師)を目指す特別職の国家公務員。看護師国家試験に合格した後、2等陸曹に昇任し各病院に勤務します。
その他情報
難易度は? | : | ★★★★☆(やや難しい)。 近年合格率は、4.2%ほど。
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就職は? | : | 卒業後は自衛隊の衛生学校および自衛隊病院になります。 | ||||||||||||||||||||||||||||
勉強内容は? | : | 修学年数は4年。1年次は教養養育科目などの基礎分野、早期臨床体験、問題解決型の授業。2年次は 基礎看護学をベースに、成人看護学、小児看護学、母性看護学、老年看護学、精神看護学等の授業や学内演習、3年次は、各領域別の実習、4年次は、公衆衛生看護学実習、特殊戦傷病や自衛隊における国際貢献看護について学びます。 | ||||||||||||||||||||||||||||
年収は? | : | 看護師の平均年収は508.2万円(賞与込)です。
(2023年:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より) |
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資 格 概 要
受験資格
受験年の4月1日で、18歳以上21歳未満で、以下いずれかの該当者。
- 高校卒業者又は高専3年次修了者。(見込含)
- 1.と高等学校卒業と同等以上の学力があると文部科学大臣が認定した者。
- 高等専門学校第3年次修了者。
以下に該当する者は試験を受験することができません。
- 日本国籍を有しない者
- 自衛隊法第38条第1項の規定により自衛隊員となることができない者
- ① 成年被後見人又は被保佐人
- ② 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又は執行を受けることがなくなるまでの者
- ③ 法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
- ④ 日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに 加入した者
試験内容
●一次試験(択一式)
- 国語(60分)・・・・国語総合(古文・漢文を除く。
- 外国語(60分)・・・・コミュニケーション英語T・U・V、英語表現T・U
- 数学(60分)・・・・数学T・数学A
- 理科(60分)・・・・@物理基礎、物理、A化学基礎、化学、B生物基礎、生物の3科目中から1科目選択受験
- 小論文
●二次試験
- 口述試験・・・・一次と同じ範囲
- 身体検査
合格基準
□身体検査合格条件
- 身長・・・・150cm以上
- 体重・・・・身長と均衡を保っているもの
- 視力・・・・両眼とも裸眼視力が0.6以上又は裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8以上のもの
- 色覚・・・・色盲又は強度の色弱でないもの
- 聴力・・・・正常なもの
- 歯・・・・多数のウ歯又は欠損歯(治療を完了したものを除く。)のないもの
- その他(血液検査・尿検査・胸部X線検査など)
- ① 身体健全で慢性疾患※1、感染症に罹患していないもの。また、四肢関節等に異常のないもの
- ② 開腹手術の既往歴(ただし、腹腔鏡下手術の実施後5年以上再発・後遺症がないもの、外そけい・臍ヘルニア根治術、腸管癒着症状を残さない虫垂切除術を除く。)のないもの
- ③ 刺青がないもの・自殺企図の既往歴のないもの・躁うつ病等の精神疾患のないもの又は既往歴のないもの
※1
慢性疾患には次のものも含まれます。
- (1) 気管支喘息(小児期に喘息と診断されたが、最近3年間は無治療で発作のないものは除く。)
- (2) 常時治療を要する又は感染症を伴う重症なアトピー性皮膚炎
- (3) 腰痛(5年以上無症状で再発のおそれのないものを除く。)脊椎疾患にかかわる手術を5年以内に受けたもの
- (4) てんかん、意識障害の既往歴のあるもの(ただし、乳幼児期に限定した熱性けいれん等を除く。)
- (5) 過度の肥満症
願書申込み受付期間
7月上旬〜10月上旬頃まで
試験日程
●一次試験・・・・10月中旬頃
●二次試験・・・・11月下旬頃の指定された日
受験地
●一次試験
各都道府県に所在する自衛隊地方協力本部の担当地域ごとに、おおむね1カ所以上
●二次試験
札幌、仙台、朝霞、守山、川西、海田、善通寺、春日、那覇、沖縄の駐屯地
受験料
無料
合格発表日
●一次試験・・・・11月中旬頃
●二次試験・・・・翌年2月上旬頃
受験申込・問合せ
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