和裁検定
和裁検定とは?
和裁検定とは和服を仕立てる知識、技能の程度を認定する試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 近年合格率は、 1級:33.3% 2級:55.0% 3級:60.5% 4級:73.9%ほど。 受験者の99%が女性です。 |
就職は? | : | 着物業界、専門学校。もともと着物業界の関係者の受験者が多いが、これから独立をめざして取得という人も多い。着物を縫える人材は年々減少いるため専門技術を取得している人の着物業界での評価が高い。仕事で活かすなら技術職の証明をする意味でも最低2級を取得たほうがいいです。 |
仕事内容は? | : | 呉服店などから依頼を受け、長着や羽織、じゅばん、袴などを、反物から、裁断、縫製、仕立てなどを行います。 |
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資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級
- ① 実技(8時間30分)
- ② 部分縫い(3時間)
- ③ 筆記(50分)
●2級
- ① 実技(6時間30分)
- ② 部分縫い(3時間)
- ③ 筆記(50分)
●3級
- ① 筆記試験(20分)
- 職業としての和裁の常識と裁断図解
- ② 部分縫い(30分)
- 被服の種類に関する出題区分表の範囲から出題
- ③ 実技(5時間45分)
- 女子用あわせ長着(広えりで仕立て・寸法は指定しない)
●4級
- ① 筆記試験(20分)
- 和裁の常識と裁断図解
- ② 実技(3時間30分)
- 女子用浴衣(ばちえり仕立て・寸法は指定しない)
合格基準
●1級〜3級
実技:100点満点中、70点以上で合格となります。
部分縫い:100点満点中、70点以上で合格となります。
筆記:100点満点中、70点以上で合格となります。
●4級
実技:100点満点中、70点以上で合格となります。
筆記:100点満点中、70点以上で合格となります。
免除(科目等)について
- 職業能力開発促進法に基づき都道府県職業能力開発協会が行う和裁に関する1・2級国家検定合格者は申請することにより該当する級の実技が免除されます。
- 1〜3級のいずれかの科目が合格の場合は科目別合格となり、次回以降同一級の受験は、合格科目が免除されます。
身体上の障害等に係る特別措置について
障がいをお持ちの方は、インターネットで申し込みの場合は、特別対応項目欄の「申請する」を選択して申し込み。
その他の場合は、試験申込登録の際に、オペレーターへ特別対応のお申込みをして下さい。
なお、特別対応に関するお申し込み、ならびに申請書の提出はお早めにお願いいたします。
願書申込み受付期間
7月上旬〜中旬まで頃の8日間ほど
試験日程
9月中旬頃
受験地
●1級・・・・東京
●2級〜4級・・・・東京、高松
受験料
●1級・・・・16,500円(全科目受験)
(2科目受験:14,300円、1科目受験:11,000円)
●2級・・・・14,300円(全科目受験)
(2科目受験:12,100円、1科目受験:8,800円)
●3級・・・・11,000円(全科目受験)
(2科目受験:8,800円、1科目受験:6,600円)
●4級・・・・5,500円
(1科目受験:4,400円)
合格発表日
10月上旬頃
受験申込・問合せ
日本和裁検定協会 03-3816-1858
東京商工会議所検定センター 03-3989-0777
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