公的資格 速記技能検定

速記技能検定とは?

講演や会議、インタビューなどを記録する際に符号を使って書き留めて、反訳し原稿を作成する速記のエキスパートです。

その他情報

難易度は? 1級:★★★☆☆(普通)。
2級〜3級★★☆☆☆(やや易しい)。
4級〜6級:★☆☆☆☆(やさしい)。
合格率は、1級:25.0%、2級:52.9%、3級:39.0%、4級:49.2%、5級:61.7%、6級:84.6%。
1級合格はなかなかの高難易度です。
就職は? 主に速記専門会社。長時間録音可能なICレコーダーの登場により、速記者の将来性は必要性を疑問視されていますが、レコーダーの使用を許可されていない場合なども多く、今現在も速記者の需要はかなりあります。また、仕事以外でも、電話での伝言などを書き留めるときはとても便利です。
仕事内容は? 速記専門会社から派遣され、自治体や官庁で行われる会議のほか、一般企業やマスコミなど等において、速記のための特殊文字を用いて会話を正確に記録し、誰もが読める原稿に戻し、清書し、提出する作業を行います。

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 資 格 概 要

受験資格

制限なし


試験内容

※@は朗読文字(1分間)、Aは朗読時間、Bは反訳時間です。
●1級

  • ① 320字
  • ② 10分
  • ③ 130分

●2級

  • ① 280字
  • ② 10分
  • ③ 130分

●3級

  • ① 240字
  • ② 5分
  • ③ 60分

●4級

  • ① 180字
  • ② 5分
  • ③ 60分

●5級

  • ① 120字
  • ② 5分
  • ③ 60分

●6級

  • ① 80字
  • ② 5分
  • ③ 60分
  • ④ 96%
  • ⑤ 16字

※東京・大阪試験会場では、ダブル受験(午前と午後で1つずつ)が可能です。

□東京、大阪
  • 3級、5級
  • 1級、2級、4級、6級
  • 1級〜6級

合格基準

●1級:98%以上(許容失点64字以下)の正答率で合格となります。

●2級:98%以上(許容失点56字以下)の正答率で合格となります。

●3級:97%以上(許容失点36字以下)の正答率で合格となります。

●4級:97%以上(許容失点27字以下)の正答率で合格となります。

●5級:96%以上(許容失点24字以下)の正答率で合格となります。

●6級:96%以上(許容失点16字以下)の正答率で合格となります。


願書申込み受付期間

□IBT
  • ① 1月中旬〜2月上旬頃まで

□会場受検
  • ② 4月上旬〜5月上旬頃まで
  • ③ 7月上旬〜8月上旬頃まで
  • ④ 10月上旬〜11月上旬頃まで

試験日程

□IBT
  • ① 2月下旬頃

□会場受検
  • ② 5月下旬頃
  • ③ 8月下旬頃
  • ④ 11月下旬頃

受験地

札幌、盛岡、長岡、東京、名古屋、大阪、福岡、および自宅などのインターネット環境がある場所


受験料(税込み)

●1級・・・・6,000円

●2級・・・・5,000円

●3級・・・・4,000円

●4級・・・・3,000円

●5級・・・・2,500円

●6級・・・・2,000円


合格発表日

試験日から約1ヶ月後


受験申込・問合せ

公益社団法人 日本速記協会 03-6205-9701


ホームページ

公益社団法人 日本速記協会


参考書・問題集

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