農薬管理指導士(農薬適正使用アドバイザー)
農薬管理指導士(農薬適正使用アドバイザー)とは?
農薬管理指導士(農薬適正使用アドバイザー)とは、農薬使用、農薬販売などの農薬に携わる者に対して、農薬の管理及び使用に関する安全を確保し、農薬の危害及び被害を防止することを目的とした資格です。
その他情報
難易度は? | : | ★☆☆☆☆(やさしい)。 近年合格率は、95〜100%。 |
就職は? | : | この資格で就職は難しい。すでに農薬使用管理の指導的立場にある者や農薬販売者、農業従事者、防除業者、ゴルフ場などの農薬作業従事者が、資格を取得し、農薬の安全使用の推進を目的としています。 |
仕事内容は? | : | 農薬の適正な使用の助言および、指導を行います。 |
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資 格 概 要
受講資格
各都道府県により受験資格が違います。以下は東京の場合。
- 満20歳以上の農薬販売者又はその従業員で、現に農薬の販売を行っている方のうち、実務経験が2年以上ある方
- 満20歳以上の防除業者又はその従業員で、現に防除を行っている方のうち、実務経験が2年以上ある方(植物検疫くん蒸業者及び航空防除業者は除く)
- 満20歳以上の、農薬使用者に対して指導的立場にあり、実務経験が2年以上の方
ただし、暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)又は暴力団(同法第2条第2号に規定する暴力団をいう。)若しくは暴力団員と密接な関係を持つ者は受講できません。
その他、毒物劇物取扱者の資格保有者や、県内に住所を有する者、病害虫防除員など、各都道府県により受講資格が異なりますので、申込前に各自治体までお問い合わせ下さい。
受講内容
●新規講習
2日間講習があり、最終日に成果確認試験があります。
(講習内容については各都道府県により多少異なりますので、担当部署までお問い合わせ下さい。)
以下は東京の場合。
- ① 植物防疫一般
- ② 農薬一般
- ③ 農薬取締法
- ④ 毒物劇物取締法等の関係法令
- ⑤ 病害虫・雑草防除等
- ⑥ 農薬の安全性評価及び各種基準の設定
- ⑦ 農薬の安全使用
- ⑧ 危害防止対策等
- ⑨ 農薬管理指導士の任務
- ⑨ 成果確認試験(35問/70分)
ドローンによる農薬散布についての講習がある都道府県もあります。
●更新講習
1日間。
- ① 農薬を取り巻く最近の動き
- ② 農薬の安全使用・危害防止対策
- ③ 農薬管理指導士の任務等
合格基準
おおよそ100点満点中、60点以上で合格となります。
免除(科目等)について
免除については各都道府県により多少異なりますので、担当部署までお問い合わせ下さい。
以下は東京の場合。
- 農薬安全コンサルタントの有資格者は養成研修が免除されます。
- 緑の安全管理士の有資格者は養成研修が免除されます。
- 他道府県知事により農薬管理指導士に準ずる認定を受けている者(東京都知事への届出必須)は、養成研修ならびに成果確認試験が免除。
願書申込み受付期間
各都道府県により異なります。
詳しくは各都道府県の農林水産部、環境農政局、食品安全衛生課、地域農業振興課などの担当部署にお問い合わせ下さい。
受講日程
各都道府県により異なります。
詳しくは各都道府県の農林水産部、環境農政局、食品安全衛生課、地域農業振興課などの担当部署にお問い合わせ下さい。
受講地
各都道府県の指定する場所
受講料(税込み)
無料(別途研修テキスト代が必要になります。)
合格発表日
各都道府県により異なります。
詳しくは各都道府県の農林水産部、環境農政局、食品安全衛生課、地域農業振興課などの担当部署にお問い合わせ下さい。
合格後の更新について
ほとんどの都道府県におけるの農薬管理指導士(農薬適正使用アドバイザー)有効期間は3年間です(一部都道府県では新規取得後5年間で、更新後は3年間の場合もあります。)。更新するためには、更新年度に行われる講習会を受講する必要があります。
更新講習を受講できなかった場合、資格が失効しますが、次年度の更新講習受講で更新が認められる自治体もあります。
受験申込・問合せ
各都道府県の農林水産部、環境農政局、食品安全衛生課、地域農業振興課など
ホームページ
各都道府県の農林水産部、環境農政局、食品安全衛生課、地域農業振興課など
参考書・問題集
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