給与計算実務能力検定
給与計算実務能力検定とは?
給与計算実務能力検定とは、給与計算業務に対する知識・実務遂行力の明確な評価尺度として、その実務能力を測るための検定試験です。
その他情報
難易度は? | : | ★★☆☆☆(やや易しい)。 合格率は、1級:51.9%、2級:75.3%ほど。 |
勉強時間は? | : | 1級:50〜60時間、2級:40〜50時間。書店・インターネット等で販売されている公式テキストで学習が可能ですが、実務能力開発支援協会が主催する公式講座受講がありますので、、さらに学習を掘り下げていくことも効果的です。また、実際の試験にも緊張することなく臨むためにも、模擬試験を受けてみるのもよいでしょう。 |
就職は? | : | 就職 企業・団体の総務・人事・経理などの管理部門で活躍でき、どの企業においても給与計算業務はかかせないため、就職・転職の際に有利です。 |
仕事内容は? | : | 毎月の給与計算を行うだけなく、賞与計算や年末調整、社会保険や税務に付随する手続き等多岐にわたる業務を行います。 |
資 格 概 要
受験資格
制限なし
試験内容
●1級(知識問題:30問、計算問題:10問/120分)
- ① 給与計算に関連する労働基準法や労働契約法などの労務コンプライアンス知識
- ② 賃金、労働時間等に関する法令の基本と応用
- ③ 給与計算に付随する各種手続きの基本と応用
- ④ 社会保険関係の重要な手続き
- ⑤ 実例に基づく応用的な給与計算の計算問題
- ⑥ 年末調整についての知識
- ⑦ 実例に基づく年末調整の計算問題 など
●2級(知識問題:35問、計算問題5問/120分)
- ① 給与計算の基本的な仕組みの理解
- ② 給与計算に関連する、労働基準法や労働契約法等の労務コンプライアンス知識
- ③ 給与計算に付随する各種手続きの基本
- ④ 社会保険関係の基本的な給付
- ⑤ 給与計算に最低限必要な割増賃金などの計算方法
- ⑥ 実例に基づく基本的な給与計算の計算問題 など
合格基準
●1級
出題問題のうち、7割以上の得点獲得を合格基準点とし、かつ計算問題が6割以上の正解で合格となります。
●2級
出題問題のうち、7割以上の得点獲得で合格となります。
願書申込み受付期間
●1級
- ② 7月上旬〜10月中旬頃まで
●2級
- ① 1月中旬〜2月上旬頃まで
- ② 7月上旬〜10月中旬頃まで
試験日程
●1級
- ② 11月下旬頃
●2級
- ① 3月下旬頃
- ② 11月下旬頃
受験地
北海道、宮城、栃木、埼玉、東京、千葉、神奈川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、新潟、石川、広島、岡山、香川、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
受験料(税込み)
●1級・・・・10,000円
●2級・・・・8,000円
合格発表日
試験実施より約6週間後を目安に、一般社団法人職業技能振興会より合否通知を郵送。
合格後、認定登録料2,000円別途必要
(登録がない場合、資格認定及び、認定書発行が行われません。)
合格後の更新について
給与計算実務能力検定の有効期間は2年間です。
更新するためには、更新料
(ポスト投函にて認定証受取の場合:6,000円。もしくは、配達員より対面にて認定証を受取の場合:6,500円)
を指定口座に振込の上、『資格更新申込書』に必要事項を記入し、新認定証作成に使用する写真1枚(3p×2.4p)とともに職業技能振興会まで送付する必要があります。
更新を行わなかった場合は資格が失効します。
受験申込・問合せ
一般財団法人 職業技能振興会 03-5545-5528