国家資格 ハウスクリーニング技能士

ハウスクリーニング技能士とは?

ハウスクリーニング技能士とは、平成24年から実施されているハウスクリーニング業界では唯一の国家資格です。
  名称独占  身体上の障害等に係る特別措置がある資格  インターネットで申し込める資格

その他情報

難易度は? ★★☆☆☆(やや易しい)。
近年合格率は、
学科:88.9%
実技:29.9%ほど。
勉強に関しては、全国ハウスクリーニング協会が刊行している、「ハウスクリーニング従事者研修用テキスト」 と 「ハウスクリーニング実務読本 部位別作業要領」を参考にして下さい。
学科試験が心配な場合は、全国ハウスクリーニング協会の通信コース(実務経験2年以上+事業主の推薦が必要)を利用することで学科試験が免除される制度があります。
筆記・実技を合わせた合格率は30%ほどですが、ほとんどは実技部分で不合格となっています。制限時間があり、基準時間を経過すると減点されていき、打ち切り時間を過ぎると失格となりますので、多少仕上がりが悪くても標準時間内に作業終了する必要があります。実際に時間を計り、標準時間内に完了できるよう練習しておいた方が良いでしょう。
就職は? 清掃・ハウスクリーニング業。
仕事内容は? 在宅家屋や不動産物件などのレンジフード、浴室、台所、エアコンなどなど様々な箇所の清掃を行います。

関連書籍はこちら


 資 格 概 要

受験資格

実務経験年数※1、3年以上の者。

  • (※1) 受検申請受付期間の最終日現在までに、パートアルバトを含めて、概ね1週24時間以上。

試験内容

●学科(五肢択一:50問/60分)

□快適で健康な住宅環境
□ハウスクリーニング一般(住宅の汚れの原因、分類)
□材料

合成洗剤及び洗浄剤の種類、性質、使用方法及び洗剤の選定

  • ① 次に掲げる合成洗剤及び洗浄剤の種類、性質及び使用方法について詳細な知識を有すること。
  • 洗剤
  • 洗浄剤
  • エコ洗剤

床用ワックスの選定、成分及び性能

  • ② 次に掲げる床材別の樹脂ワックス(エマルションタイプ・ワックス類タイプ)の選定に関し、詳細な知識を有すること。
  • 木質系( 木床、白木〔無塗装木床〕)
  • ビニル系( ホモジニアス、コンポジション、クッションフロア)
  • 石質系( 水磨き仕上げ、凹凸仕上げ、テラゾー仕上げ)
  • ② 床用ワックスの成分及び性能について詳細な知識を有すること。

その他資材の種類、性質及び使用方法

  • ③ 次に掲げるその他ハウスクリーニング用資材の種類、性質及び使用方法について、詳細な知識を有すること。
  • 金属錆除去剤・金属磨き剤
  • カビ取り剤
  • 家具用ワックス、レザー及びビニル専用艶出し剤、その他ハウスクリーニング用資材
□ハウスクリーニングに使用する資材・機材
  • ① ハウスクリーニングに使用する資材・機材の名称及び使用方法の詳細な知識を有すること。
  • 機材(ポリッシャー、カーペット洗浄機[ローラーブラシ型、パウダー方式、エクストラクター方式]、真空掃除機[ウェット型、ポット型]、噴霧器、コンプレッサー、送風乾燥機、リンサー機)
  • 資材(ちり取り、ほうき、ウエスタオル、スポンジタワシ、ハンドパッド、各種洗剤、各種ワックス等他75品目位)
□電気の基礎知識
  • ① 住居の電気設備(コンセント、電気回路)、使用する道具類の安全について一般的な知識を有すること。
□住まいの部位別作業
  • ① 住居の電気設備(コンセント、電気回路)、使用する道具類の安全について一般的な知識を有すること。
  • 床材
  • 壁面・天井
  • キッチン
  • 浴室・洗面化粧台
  • 便器
  • 家具
  • 窓枠・ブラインド
□ハウスクリーニングにおけるマナー
  • ① ハウスクリーニングスタッフのお客様に対するマナー、接客態度、お客様満足度について詳細な知識を有すること。
□安全衛生

安全衛生に関する詳細な知識

  • ① ハウスクリーニング作業に伴う安全衛生に関し、詳細な知識を有すること。
  • 保護具の性能及び取扱い方法
  • ハウスクリーニング作業に関して発生するおそれのある傷病の原因及び予防
  • その他ハウスクリーニング作業に関する安全衛生のための必要な事項
  • ② 労働安全衛生法関係法令(ハウスクリーニング作業に関する部分に限る。) について詳細な知識を有すること。
□作業計画
  • ① ハウスクリーニングの実施に当たり、作業計画書を作るための一般的な知識を有すること。

●実技(7課題)

各課題で標準時間が定められ、標準時間以内に作業を行います。
( )内は、得点、標準時間、打ち切り時間となります。
打切り時間を経過しても作業が終了しなかった場合は、失格となります。

  • ① レンジフードの洗浄(20点、25分、28分)
  • ② ダイニングチェア(ウール素材)クリーニング(10点、10分、13分)
  • ③ ステンレスの油汚れ落とし(10点、10分、13分)
  • ④ 五徳の汚れ落とし(10点、10分、13分)
  • ⑤ ビニルクロスの汚れ落とし(10点、8分、11分)
  • ⑥ 磁器タイルの汚れ落とし(10点、8分、11分)
  • ⑦ フローリング床のキズ補修(10点、10分、13分)

合格基準

●学科

満点(50点)中、60%(30点)以上の得点で合格となります。


●実技

各課題、60%以上の得点で合格となります。(7課題のうち、1課題でも合格しない場合は不合格となります。)


免除(科目等)について

  • ハウスクリーニング職種技能検定において学科試験に合格した者は、次年度以降の検定試験において学科試験の全部が免除されます。
  • ハウスクリーニング職種技能検定において実技試験に合格した者は、次年度以降の検定試験において実技試験の全部が免除されます。
  • ハウスクリーニング職種技能検定に係る指定試験機関技能検定委員(問題作成)の職を2年以上務めた者は、学科試験及び実技試験の全部が免除されます。
  • ハウスクリーニング職種技能検定に係る指定試験機関技能検定委員(実技採点)の職を2年以上務めた者は、実技試験の全部が免除されます。
  • ハウスクリーニングに係る短期課程の普通職業訓練の的確に行われたと認められる修了時の試験※に合格した者で、当該訓練を修了した者(公益社団法人全国ハウスクリーニング協会が的確に行われたと認めた試験に限る)は、学科試験の全部が免除されます。

免除資格を有する者であっても、合格通知書の写し等、免除を証明し得る書類を添付して申請しなければ免除は受けられません。
また、申請書受付期間後に免除を有することが判明しても免除は受けられませんので、十分注意して下さい。


身体上の障害等に係る特別措置について

技能検定試験では、障害等により既定の受検環境条件では受検者の技能を充分に発揮することが困難であると考えられる場合、技能検定試験の意義が失われることのない範囲で、補助具の使用等特別の配慮を受けることができます。

特別の配慮を希望する場合は、協会事務局に、「特別の配慮を必要とする申請書」を請求し、受検申請時に提出して下さい。なお、受検申請時に未提出の場合、特別の配慮が受けられませんのでご注意下さい。


願書申込み受付期間

7月上旬〜末頃まで

学科試験及び実技試験を両方もしくは選択して受検できます。


試験日程

●学科

9月中旬頃


●実技

10月下旬〜11月中旬頃までのいずれか1日。


受験地

仙台、東京、大阪、福岡


受験料(税込み)

●学科

8,900円


●実技

29,900円


合格発表日

3月下旬頃


受験申込・問合せ

公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会 03-5802-7031 問い合わせフォーム


ホームページ

公益社団法人 全国ハウスクリーニング協会


参考書・問題集

関連書籍はこちら


ハウスクリーニング技能士に関連する資格

ビルクリーニング技能士  清掃作業監督者