• Q1 次の記述のうち、民法の条文に規定されているものはどれか。

  • 1) 債務の不履行に基づく人の生命又は身体の侵害による損害賠償請求権は、権利を行使することができる時から20年間行使しないときは、時効によって消滅する旨。
  • 2) 事業のために負担した貸金債務を主たる債務とする保証契約は、保証人になろうとする者が、契約締結の日の前1か月以内に作成された公正証書で保証債務を履行する意思を表示していなければ無効となる旨。
  • 3) 併存的債務引受は、債権者と引受人となる者との契約によってすることができる旨。
  • 4) 債務の不履行に関して債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、損害賠償の責任及びその額を定める旨。

  • Q2 債務者Aが所有する甲土地には、債権者Bが一番抵当権(債権額2,000万円)、債権者Cが二番抵当権(債権額2,400万円)、債権者Dが三番抵当権(債権額4,000万円)をそれぞれ有しており、Aにはその他に担保権を有しない債権者E(債権額2,000万円)がいる。甲土地の競売に基づく売却代金5,400万円を配当する場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。

  • 1) BがEの利益のため、抵当権を譲渡した場合、Bの受ける配当は0円である。
  • 2) BがDの利益のため、抵当権の順位を譲渡した場合、Bの受ける配当は800万円である。
  • 3) BがEの利益のため、抵当権を放棄した場合、Bの受ける配当は1,000万円である。
  • 4) BがDの利益のため、抵当権の順位を放棄した場合、Bの受ける配当は1,000万円である。

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