- Q1 次の文章のうち、討議資料『財務会計の概念フレームワーク』における説明と異なるものが二つある。その記号の組合せの番号を一つ選びなさい。
- ア) 概念フレームワークは、既存の基礎的な前提や概念を要約しただけのものではないから、現行の会計基準の一部を説明できないものが含まれている。
- イ) 概念フレームワークでは、公開企業を中心とする証券市場への情報開示が前提とされている。したがって、この概念フレームワークの下で開発された会計基準は、公開企業以外の企業の情報利用者にとって有用ではない。
- ウ) 企業の現状に関する情報を入手する機会について、投資家と経営者の間には一般に大きな情報格差がある。こうした情報格差が生み出す機能障害を解決するため、経営者による私的情報の開示を促進するのがディスクロージャー制度の存在意義である。
- エ) 財務報告において提供される情報の中で、投資の成果を示す利益情報は基本的に過去の成果を表すので、企業価値評価の基礎となる将来キャッシュフローの予測には役立たない。
- 1) アイ
- 2) アウ
- 3) アエ
- 4) イウ
- 5) イエ
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